寺内進の判決は最大でも懲役?過去の素行不良も含めると極刑が妥当とSNS
寺内進被告の公判が始まり、検察は30年の懲役を求刑。
弁護側は17年が妥当と述べていますが、遺族やSNS・ネットでは「最大で懲役?短すぎる!」という声が多く、寺内進の過去の素行不良も含めると極刑が妥当なのでは?と
考える人もいるようです。
今回は寺内進被告人の過去の素行不良とともに今回の事件の判決を追求します。
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寺内進の判決は最大でも懲役?過去の素行不良も判断材料に入れて欲しい!とsns・ネット
寺内進被告人に対し検察がした求刑は懲役30年。
これがこのまま、裁判官が適用することは少なく、おそらく寺内進被告の懲役は20~28年が妥当と判断されると推測します。
しかし、snsやネットでは「極刑」にならないことに憤りを感じる声も多く、被害者・川野美樹さんの恐怖や残された遺族や子供の事を考えると
やはり「極刑」が妥当なのでは?と考えてしまいます。
遺族は
「これ以上関わりたくない。逆恨みが不安です」
とした上で
「死刑にしてほしい。死刑にしても娘は戻ってきませんが、極刑を望みます」
引用:FBS福岡放送
と答えています。
そして、今回の事件は
寺内被告は2023年1月16日午後6時すぎ、博多駅近くで、勤務先から帰宅中の福岡県那珂川市の会社員、川野美樹さん(当時38)を待ち伏せし、
胸や背中、頭や首を刃渡りおよそ24センチの包丁で10数か所刺して殺害した罪
引用:FBS福岡放送
という残忍なもの。
「待ち伏せしていた」というのがまさに「悪意の塊」のような殺意だけの行動ですが、寺内進はこの「待ち伏せ」を否定。
後半の最後に
「ほんまに待ち伏せなどしていません」と改めてストーカー行為を否定
引用:FBS福岡放送
このようなことを言っています。
この「待ち伏せをしていたか?いなかったか?」でかなり裁判の判決結果が変わるので寺内進被告人側は「必死」です。
しかし、改めて考えるとかなりの矛盾とどう考えて「待ち伏せ」としか思えない行動と言い訳。
弁護士側もかなり厳しい弁護なことが予想されます。
寺内進被告人は
スマホの滞納料金を支払うため「博多駅」にいたと言っていますが、
包丁2本を所持して、しかも川野美樹さんが仕事で使う博多駅に川野美樹さんが仕事が終わり帰宅する時間に偶然川野美樹さんを見かけた。
こんな偶然は狙ってないとできない偶然です。
「被害者とは偶然会い、待ち伏せはしていない。」
「包丁は護身のため持ち歩いていたもので計画性はない」
引用:FBS福岡放送
この法治国家「日本」において「護身用」で包丁を2本持ち歩く人間は、誰かに命を狙われているか、反社会的な人間か、料理人で研ぎに出そうとしているかのどれか。
弁護としてもかなりの厳しい言い訳です。
それでも検察は「懲役30年」弁護側は「懲役17年」を求刑。
検察の主張・懲役30年は短いか?
有識者によれば被害者がいる殺人事件だけでは犯人に懲役20年を求刑するのが限界値のようです。
しかし、寺内進被告人はストーカー殺人という側面からこれでも10年ほど「加重」されていると言います。
刑法によると
殺人 (刑法) 第199条 人を殺した者は,死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。
引用:法務省
という事なので、懲役30年の求刑は妥当だということがわかります。
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何故極刑じゃない?過去の素行不良も含めると極刑が妥当とSNS
しかし、寺内進被告人の過去の経歴・生い立ち・軽犯罪的な要素を含めると社会的に
「まとも」な人間か?
と言われれば、かなり怪しいことが逮捕後のメディアの取材やSNS・ネットの情報から分かってきました。
幼少期まで遡ると寺内進被告人は
「嘘つき」「人のモノを盗む癖」「半グレのような不良集団に所属」「ボクシングをしていて相手を威嚇する」など
「生粋のワル」と言わせしめるような事が多かったようです。
「彼のことを『実はマジメ』などといいように言うのは、寺内君や周囲の仲間から復讐されるのが怖いから。」
「あの子には私が知っているだけでも数々の非行歴がありますし、小さい頃から生粋のワルです」
「淀川の河川敷で男女10人で酒盛りパーティーをして、
テンションが上がったのか不良仲間とチェーンなどの武器を持って他校に殴り込みに行こうとしたところを補導されたことがありました。」
「さらにその3日後には教室で友達同士と歌を歌って盛り上がっていた息子が『ただ気に食わなかったから』というだけで殴られて……。」
引用:集英社オンライン(寺内進の同級生の保護者インタビュー)
そしてこのような「非行」は親のせいにあるということが、臨床心理士の鑑定で判明。
寺内被告の心理鑑定を行った臨床心理士が出廷し、寺内被告が小学生の時から父親に暴力を受けていたことや、
両親と遊んでもらった記憶が少ないことを明らかにしました。
引用:テレビ西日本
寺内進被告の両親はどんな人間だった?ネグレクトに近い家庭環境
犯罪者の例に漏れず、寺島進被告の両親はほぼネグレクト状態だったことも分かっています。
お母さんは金髪でド派手な服を着るようなすごく若い女性。
ツンツンしていて感じが悪く、うちの息子が寺内君の家に遊びに行った時も『挨拶をしてくれない』と話していました。
引用:集英社オンライン
父親は運送会社に勤める普通の人だったようですが、家にいることが少なく寺内進被告とはあまり顔を合せなかったようです。
だからといって「非行少年」が育つとは限りません。
この心理分析の結果はあくまでも「○○だから○○になった~」というものでもないと思います。
統計学のようなものですので、「こういう人格に育つことがままある」ということだけだと思いますが、殺人と非行はあくまでも別物。
一線を踏み越えたものに同情は不要だと考えられます。
SNSやネットの声は?やはり極刑を望む声が多数
SNSやネットの声では『極刑』を望む声が多く残された遺族や子供を心配する声に溢れています。
ちゃんと〇刑にしてください。
殺された被害者、ご遺族の為に。
誰でもいじめの一つや二つは受けて育ちます。
私も受けていましたが、人殺しはしていません。
親から虐待受けてたら、人を殺めていいと言う屁理屈は、成り立たない。しかも、悪質、残虐過ぎる。
こんな輩は、出て来ても人様に迷惑かけるだけ。
一生、塀の中か極刑がベストです。
亡くなった女性の恐怖心、痛み、家族、親族、友人の悲しみ考えたら言い訳聞きたくないよ。
だから何?
虐待を受けて育ったから同情しろよと?
ふざけるな。
虐待を受けて育とうが、受けないで育とうが関係ない話。
検察の求刑もまだ生ぬるいと思う。
極刑が妥当。
など、「許せない」という意見が多数あり、中には「判例」に沿った基準・判決を取りやめるべきという声もありました。
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寺内進の判決は最大でも懲役?過去の素行不良も含めると極刑が妥当とSNS・まとめ
判決の言い渡しにはまだ時間がありますが、本日6月24日「結審」で28日に判決が言い渡されます。
寺内進被告は結果的に「殺人」を犯し、自分自らは生き残り、堀の中で生きることを感じながら生活ができます。
しかし、命を奪われたものはもはや「生きている」ことを感じることも、残された遺族も今後の人生において重く暗い影を落とすことになります。
果たして懲役刑は本当に妥当か?賛否が分かれるところですが判決が待たれます。