押見修造の嫁はどんな人?結婚観と漫画作品との関連性を調査!
実写映画化された「惡の華」や最近の連載で「鬱展開が多い」と言われる『血の轍(わだち』などで、数々の心がえぐられる描写で人気の漫画家「押見修造」先生。
女性の「闇」部分を描くのに長けてる漫画家なので押見修造先生の「嫁」と「結婚観」が気になる!という人が多いようです。
今回は「押見修造の嫁」はどんなヒトか?押見修造の結婚観は?探っていきたいと思います。
押見修造の嫁はどんな人?
押見修造先生の代表作といえば、やはり多くの人が「押見修造」を知ることになった「惡の華」でしょう。
押見修造先生は実写映画「惡の華」の最速試写会で舞台挨拶に登場。
主人公の一人「仲村佐和」のセリフ「クソむしが。」という漫画の表紙にも使われる有名なセリフがあります。
この「クソむしが。」
というのは実は押見修造先生が実際に「嫁」に言われた言葉を使ったと語りました。
押見修造先生の嫁は「ドS」?
クソムシと言ったのは僕の妻です。夫婦喧嘩して、僕が泣きながら裸足で外に飛び出して。
引用:nbpress.online(押見修造)
そしたら妻から「おまえ、どこ行ってんだよ、いい歳して裸足で飛び出すとかなんのアピールなんだよ。クソムシが。」メールが来たんです。それを作品に使いました。
“クソムシ”“ウンチ人間”は、妻の言葉からです。「惡の華」に登場する常磐さんと仲村さんは、妻の側面のひとつでもあります。
これだけ聞くと「面白い奥さん」と思います。
今どき風なムカつきメールでさらに、意外と押見修造先生を「心配」しているのがわかりますね。
どういった夫婦喧嘩の経緯かは不明ですが、「なんのアピールなんだよ。」が個人的にツボに入りました。
さらに物語の高校生編で登場人物、主人公の春日 高男(かすが たかお)と良い仲になる常磐 文(ときわ あや)に奥さんの側面があると言っています。
ということは「クソむしが。」と発言するぐらい気が強く、「ウンチ人間」と押見修造先生をこき下ろすほど旦那の性格を見極め、常盤さんのように一途で見た目にまどわされず…
という人間性が垣間見えます。
ただし「クソむしが。」「うんち人間」だけを切り取ると
ドS
という見方ができますよね。
押見修造の嫁は「あげまん」?
また、「悪の華」を描くにあたり「自分の精神的な自伝」と言っています。
「惡の華」は僕の“精神的な自伝”だと思っています。でも作品に描かれていることを実際にできるわけでもない中、どうやってその世界に行けるかと思っている中、妻に作文を書かされたんです。
引用:nbpress.online(押見修造)
この
「妻に作文を書かされた」
という一文がスゴイですよね。
そのおかげで自分のなかにあるエッセンスに気づき自分は「漫画家」になれた。と語っています。
内助の功というやつでは無いでしょうか?
このことから察するに相当「押見修造」の扱いが上手で2枚も3枚も上手の嫁さんということがわかります。
奥さんがいなければここまでの押見修造先生の成功はなかったということですね!
間違いなく押見修造先生の奥様は「あげまん」です!
押見修造の「嫁」顔は?
押見修造先生の嫁・奥様は一般人です。
当然、画像などはありません。
しかし、押見修造先生は作品をみるとどちらかというと「可愛らしい」顔がタイプのようです。
『惡の華』の「玉城ティナ」さんをべた褒めしてました。
「一観客として映画を観てしまって、仲村さんを好きとしか言いようがない、恋をした気持ちになりました。」
引用:nbpress.online(押見修造)
と言っているように、どちらかというとキレイなタイプより「可愛い」方が好きな男性だと思います。
押見修造の結婚観と漫画作品との関連性
押見修造先生の嫁がドSではないか?ということですが、対する押見修造先生はおそらく
ドM
です。
目立ちたがり屋の漫画家も珍しいですが、本来漫画家さんは「裏方」の仕事というカテゴリー。
当然、漫画が主役。
基本的に「出たがる漫画家」ほど「ドM」な気がします。
ドS・ドMの概念はその人の感じ方次第ですが、
「血の轍」の過去の押見修造先生のインタビューや対談を見ると「内省」という言葉が出てきます。
内省とは「自分の心と向き合い、自分の考えや言動について省みる」ことです。
そして「血の轍」の主人公「長部静一(おさべせいいち)」は自分の思春期を投影させているという事を語っています。
深く考えすぎる押見修造先生の横で奥さんがある意味キツイ言葉や罵倒に近い言葉で押見修造先生のお尻を叩いて指針を示しているように見えますね。
押見修造先生は「自分は作品のキャラクターに入り込むタイプの漫画家」と語っていることから、一途で相手に影響されやすい優しい性格をしていることがわかります。
このことから当然、結婚観も作品に投影されていると思います。
押見修造の作品・最新作は?
押見修造先生は2024年最新作『ちーちゃん』を連載中です。
この『ちーちゃん』はなんと映画が原作!という逆実写のような作品です。
映画『毒娘』の前日譚を押見修造先生が漫画家しています。
『毒娘』は2024年4月5日公開です。
ホラー映画・漫画好きなら必見の漫画。
監督は「ミスミソウ」の内藤瑛亮監督、当然キャラクターを押見修造先生が手掛けています
その流れでそのまま漫画化したのか、そもそもセットで『ちーちゃん』を描くつもりだったのかは不明ですが、特報を見るとホラー好きには最高に面白そうな映画。
映画『毒娘』を見る前に漫画「ちーちゃん」は必見です。
押見修造の嫁はどんな人?結婚観と漫画作品との関連性を調査!まとめ
押見修造先生はなんだかんだで奥様に従順に生きていると推測されます。
押見修造先生がここまでBIGな漫画化になれたのも「嫁のおかげだ」と暗に思っているのが伝わってきます。
押見修造先生は漫画家にしては意外と「表に出る」タイプの漫画家さん。
目立ちたがり屋という訳ではないのでしょうが、奥様に
「家でダラダラ漫画ばっか描いてないでたまには外で仕事してこい!」
とか言われていそうですね。
新作『ちーちゃん』映画の『毒娘』も楽しみですが、まだ『血の轍』や『惡の華』を観ていない人は是非手に取って「押見修造ワールド」を体現してみて下さい。
泣かせる漫画ではないですが、何故か自然と「泣きたくなる」漫画です。