宝塚宙組加害者は少なくとも計10人!大量退団が出る理由に納得!
現在、2023年に宝塚宙組に所属していた有愛きいさん25歳が急死した件で直接的・間接的な加害者が10人もいたことが判明。
大量退団が出てると言われている宝塚の宙組との因果関係に追及していきます。
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宝塚・宙組の加害者は少なくても10人はいた!
宝塚・宙組の加害者は宝塚側が
調査発表しただけで10人そのうち「謝罪文」を出した加害者は6人ほどと現段階では分かっています。
人一人の命が失われているのに「謝罪文」だけとは…。
責任を「分散」させているという感じにとらえられてもおかしくないような謝罪の仕方ですね。
この件に関しては少なくても有愛きいさんの急死に繋がった加害者と思われる人間全員が等しく連帯して責任を負うのが本来のスジだと思います。
宝塚の「一企業」としての体質が問われるところですが、最初の
「パワハラと言う事実はなかった」
と言うような会見を開き、昨今の小中高学校ヨロシク「隠ぺい体質」のようなことも一度はやってのけた宝塚。
しかし現代のSNSが普及する社会ではそうはいけません。
あっという間にXなどで批判が集まり正式調査。
今回の事が明るみになった訳です。
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加害者10名の内訳!全員団員メンバーか?
加害者10名の内訳はこうです。
①宙組の幹部上級生4人
②宙組の上級生3人
③劇団のプロデューサー2人
④演出担当者1人
の計10人
加害者10名(多いな!)が直接的、間接的にパワハラに関わったという事ですが、ここで疑問、疑惑に思ったのは
「宝塚さん、これ、絞ってないよね?」というところ。
全員が実際に舞台に出演する10人ではなく、3人は「裏方」の方々。
7人は上級生ということで縦社会を普通に考えて「納得」ということができます。
しかし、本来プロデューサーや演出家は役者を「平等」に扱うはず。
仮に有愛きいさんの「実力不足」だとしたら、そのことを本人に促して使わなければいいだけの話だと思います。
宝塚は激しい「競争」の世界ということは入団の倍率を見ればわかります。
タカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)で第112期生の合格発表が27日、行われた。 今年は480人が受験し、40人が合格。 倍率は12倍で、2000年以降で最低となった。
引用:Google
この裏方3人を加害者に入れることにより、私は暗に
「有愛きいさんにも責任はあった」
と答えている気がしてなりません。
どういうことかというと
世間が「パワハラ」と糾弾
↓
しかし加害者は指導の一環としてというスタンスもあり
↓
加害者側に宝塚が演出家やプロデューサーを配置
↓
実際に口に出しては言わないが「宝塚は厳しい実力社会なんだよね」といいたげ
↓
プロデューサーや演出家も加害者?有愛きいさんにも実力的な部分や練習の身のいり方に問題があったのでは?
↓
世間の印象に「厳しい世界だからしょうがない」というイメージを植え付ける
これが真実だとはいいませんが、少しだけ「厳しい世界だから」というクッションを使っているように感じます。
主たる実行者はだれ?6名の謝罪文の内訳
主たる実行者の内、4名はすでにSNSなどで名前が挙がっています。
①の宙組の幹部上級生4人は下記の記事からどうぞ。
宝塚は完全な階級世界というイメージが今回の事で明確になりましたね。
まるで昔の某体育大学のようです。
10人中「謝罪文」を提出したのは6名だけだそうですが、その6名は
①宙組の幹部上級生4人(内謝罪文提出済み2名)
②宙組の上級生3人(内謝罪文提出済み1名)
③劇団のプロデューサー2人(全員提出済み)
④演出担当者1人(提出済み)
ということになっております。
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2022年~2023年にかけて大量退団が目立つ!理由は?
この件と因果関係があるかは不明ですが宝塚では2022年~2023年にかけて特に「退団」が多く、とてもではないですが12倍の倍率から選ばれた人が取る選択肢とは思えません。
2022年は10名の退団者
直近2023年はなんと、休演者1人を合わせると14名の退団者が出ています。
実は宙組の団員メンバーは他の組(5組の中では)と比べると人数が少ないのが特徴。
なので余計に個々の活動が行き渡りやすいのかもしれません。
2020年11月の宙組在籍人数は77人
2024年4月現在の宙組在籍人数は62人
このことから2020年を過ぎたあたりから「何かしらの理由」で上級生が取る指導方針が変わった?もしくは現代特有の「嫌なら辞める」という人間が増えたのかもしれません。
今年から来年にかけて20~30人が退団の意向か?
14名の退団者も「大量退団」と言えることができますが、今年から来年にかけて20~30人の退団者が出るとは異常。
これには今回の件の因果関係を感じざる得ませんね。
もし、これだけの人数が「退団」となると公演はおそらくできません。
20~30人それぞれの思惑や悩み、思いがあるのはわかりますが…。
12倍の狭き門を通過してまで選ばれた人間でさえキツイと思われる心情になってしまうのはあきらかに宝塚の団員に対する精神的なケアが足りていないものと思われます。
もしくはこれまでにも大量退団の危機はあったのかもしれませんが、そのたびに組の移籍などをしてきたのかも知れませんね。
歴史ある宝塚ですのでとっくの昔に「精神的な部分をカバーする専門医」が在中しているのかと思っていましたが、そういうワケではなさそうです。
正直「古い体質」と言わざる得ませんね。
帝国崩壊!?どうなる宝塚?
帝国崩壊!まではいかないと思いますが、今後宝塚は一社会企業として「生まれ変わり」を果たさないといけないと感じます。
女性が活躍する社会なので一筋縄ではいかないと思いますが、少なくても今は「現代に合わせる」という事が急務のような気がします。
2019年、宝塚歌劇団を退団した俳優の七海ひろきさんは語ります。
※ご本人は「確信に迫るものではなく、私個人が感じたもの、感じてきたもの」と前置きされています
「向こう側(一般社会)とこちら側(劇団)」を遮断する「分厚いベール」のようなものがあります。
「タイムスリップしているくらい、時代の感覚が異なる世界」
「一般常識以上のストイックな環境ではあります」
「浮世離れしていて、時代の変化についていくのが難しい場所」
「“変わるべき”って発想できるような環境ではない」
例えるなら「宝塚は華やかな竜宮城」
「そこは外の世界から孤立していて、外からの情報がまったく届きません。そこにいると、浦島太郎のようになります」
退団後に外の世界で俳優活動をするようになってから「初めて知る一般常識」が多くありました。
「芸事なのである程度のストイックさはどうしても必要です」
「退団した時に、個人を尊重する世の中の変わりように驚きました」
引用:七海ひろきYouTube動画
彼女の言う事は誰が聞いても、「そうだろうな」と納得できる内容です。
芸と社会的な価値観の相違はいつの時代もついてくる不変のテーマですね。
もし、今後宝塚が「生まれ変わり」を果たせなければ、「崩壊」も現実的になってしまうかもしれませんね。
彼女の言葉は大量退団のすべてを表していると感じました。
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宝塚宙組加害者は少なくとも計10人!大量退団が出る理由に納得!まとめ
謝罪文の提出にしろ、初回の会見の発言にしても「古い」というのが今回の件でもっとも言える率直な意見。
最初の会見を見た時に
「いまの令和の時代に『パワハラはなかった』と言ってしまうんだ…。」と思いました。
その場で「すぐに調査を開始します!」ではなく、なんとなく「いや、まだわからないから…。調査するから…。」のような面倒ごとを片付けるような感覚が観てとれたのを印象として強く残っています。
今後はこんな悲しい事が起きないように宝塚の「夢」を届けて欲しいですね。
今後も宝塚の「動向」に注目です。