天才・岩明均の現在は執筆開始!ヒストリエ休載も今年中に13巻発売?
超名作『寄生獣』や『七夕の国』を生み出した漫画家・岩明均先生ですが、現在連載がストップしているヒストリエを執筆しているか非常にきになるところ。
岩明均先生といえば「遅筆」であることで有名だそうですが、その分作品には濃縮されたものがあり、間違いなく天才と呼ばれる漫画家の一人です。
今回は岩明均先生の現在とギリシャの歴史ロマン漫画『ヒストリエ』は2025年年内に13巻が発売されるのか?考察・追及していきたいと思います。
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岩明均の現在は執筆開始中?名作は遅筆から生まれる!
岩明均先生は、1970年に生まれ、1990年代から漫画家としてのキャリアをスタートしました。
先生の代表作には『ヒストリエ』の他にも、様々な短編や連載作品があります。
岩明均先生の過去の作品たち
①1985年 – 1988年 『風子のいる店』
②1989年 – 1995年 『寄生獣』
③1996年 – 1999年 『七夕の国』
④1999年 ‐ 2000年『雪の峠・剣の舞』
⑤2001年 – 2002年 『ヘウレーカ』
⑥2003年~ 『ヒストリエ』
⑦2015年 ‐ 2018年 『レイリ』(原作のみ)
特に『ヒストリエ』は、古代ギリシャを舞台にした物語で、主人公エウメネスの成長を描いています。
この作品は、2003年から連載が始まり、現在も続いています。
岩明均先生は還暦を超えている!体に鞭打ちで漫画を描いている!
岩明均先生は…
眼底出血による視覚画像の歪みと利き腕の麻痺など年齢による体力の衰えがあり、
そのうえで「完成原稿の描き貯め」と「進行を少しでも速くするための模索」を理由に長期休載を決めたと告白。
体に鞭を打ちながら漫画を描いています。
このパターンはハンター×ハンターの富樫先生に似ていますが、漫画家宿命のような病気だと思います。
ディスクワークの人間なら誰しもがわかると思いますが長時間椅子に座しながら作業をするのは非常に体に負担がかかります。
さらに、岩明均先生は「遅筆」で知られており、椅子に座っている時間はかなり長いでしょう。
アシスタントもほぼ使っていないと聞きますので、体には相当負担がかかっているのではないかと思われます。
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ハンター×ハンター冨樫先生より遅い?13巻発売予定は?
ヒストリエの連載は2003年の月刊アフターヌーン3月号より連載しています。
現在2025年ですので実に20年以上の連載期間をまたいでいるということになりますよね。
休載期間を合わせると実に22年間連載をしていることになります。
ちなみにハンター×ハンターは
整形外科医として、皆様に「冨樫先生の腰痛」から知っておいてほしいことが2つ
— おると🦴整形外科医@筋トレ (@Ortho_FL) December 26, 2022
・痛みは仕事も日常生活も破壊する
・いくら大金を持っていても健康には代え難い
腰を酷使してるみんな、マジで財産だから大切にしてほしい https://t.co/P1Mdms8uEk
漫画『HUNTER×HUNTER』は、1998年14号より「週刊少年ジャンプ」で連載が開始され、2024年10月7日発売の45号より連載が再開されました。
休載期間を含めると26年間にわたって連載されており、休載期間は最長で約3年11ヶ月です。
連載期間の長さでは冨樫先生に軍配が上がります。
しかし、岩明均先生は一度書き始めると意外と月刊誌掲載は長く続きますので、もしかしたら2025年中に13巻は発売されるかもしれません。
12巻が2024年の6月21日発売でしたので2025年の7~8月ぐらいには13巻がでると予想しています…が、実際はどうでしょうか?先生の体の調子を祈るばかりです。
ヒストリエ連載は何巻で終わる?
こちらも予想にはなりますが、ヒストリエは現在の物語の進行や現在までの岩明均先生のコミックス連載の巻数から15巻~16巻ぐらいで完結するのでは?と予想。
現在12巻では主人公・エウメネスの剣技が久しぶりに見れます。
現在エウメネスの「最愛」とも呼べる人物が死亡するというところで物語の進行はそれほど進んでいないと感じられますが
歴史漫画の良いところ(悪いところでもありますが)急転直下の描き方であっという間に話を進めることも可能なところ。
岩明均先生のことなので、納得できない終わり方はしないと思われますがさすがに20巻の長尺になることはないと考えます。
エウメネスは最後どうなる?
実は主人公エウメネスという人物は歴史上の人物ではあるものの「何を行ったか?」という点についてはグレーな人物。
実在はしていたのであろうがその活躍については史実のとおりではなく謎の人物と言っても過言ではないようです。
『プルタルコス英雄伝』に登場する実在の人物。
マケドニア王国のアレクサンドロス大王に仕えたことで知られるが、半生は不明。
アレクサンドロス3世 (大王) の死後
「後継者 (ディアドコイ ) 」
の一人としてマケドニア王家に忠誠を尽し,摂政ペルディッカスを助けて,アンチゴノス1世,プトレマイオス1世ソテルらと戦った。
日本でいえば「忍者」の服部半蔵のような人物だと思います。
死んだ姿を見た者も、老人になった姿を見た者もいないという人物です。
まさに「空白を自由に埋めやすい創作向け」の人物ということ。
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岩明均の現在は執筆開始中!ヒストリエ休載も今年中に13巻発売なるか?まとめ
岩明均先生が漫画を描き始めたのは大学時代という、漫画家にしてはかなり珍しいタイプの漫画家です。
普通は、美大に通っていたり、小さい頃から漫画好きで…という人物が漫画家を志すものだと思いますが、先生は高校3年生まで漫画を読んだことがなかったとあります。
しかし、昔の短編の絵をみても美大生だったのでは?とおもわれるほど緻密な絵です。
まさに天才が描き始めたら天才だったというものか、岩明均先生が昔アシスタントをしていた上村一夫先生の指導のおかげか?
というところではないでしょうか。
2025年中に13巻が出ればいいなぁと感じつつもお体も大事にされてほしい、国宝級の漫画家ですよね。
これからも岩明均先生の漫画・ストーリーに注目、追及していきたいと思います。