辻仁成の若い頃の映画作品が面白すぎる件!特におすすめの2作品
先日若くして亡くなられた中山美穂さんの元旦那といえば、映画監督やミュージシャン、演出家、画家など幅広いジャンルで活躍する辻仁成さんが思い浮かばれます。
辻仁成さんは一見、どのジャンルの人かわかり辛いですが、彼が若い時に発表した映画が非常に面白くクセはありますが、刺さる人には非常に深くささるストーリーです。
今回は辻仁成さんの若い時に発表、制作した映画おススメ2本を追求します。
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辻仁成の若い頃の映画作品が面白すぎる!おススメ2本の映画
辻仁成さんの代表作の映画と言えば「冷静と情熱のあいだ」が多くの人の記憶にあるのではないでしょうか?
しかし今回おススメするのは別のもっと大衆受けしなかった映画です。
彼は小説家としても知られていますが、映画監督や脚本家としても素晴らしい作品を残しています。
辻仁成さんは、1960年に生まれ、作家としてのキャリアをスタートさせました。
彼の若い頃の作品は、人によっては
「正直なにが言いたいかわからん!」となりますが、
彼の感性が色濃く反映されており、観る人に強い印象を与えます。
おススメ1作品目:千年旅人
主演には豊川悦司さんと大沢たかおさんが名を連ねています。
公開日は1999年・死と幻想の間にいる男の一月を描いており、奥能登の荒々しい海を背景にした叙情的な作品です。
『千年旅人』は、余命わずかの男と自殺志願の男の出会いを通じて、人間の生と死について深く考えさせられるドラマです。
二人の男は、境遇が異なるものの、互いに影響を与え合いながら、人生の意味を探求していきます。
豊川悦司さんが演じる余命わずかな男は、人生の終わりを迎えつつも、希望を見出そうと奮闘します。
一方、大沢たかおさんが演じる自殺志願の男は、過去のトラウマに苦しみながらも、彼との出会いを通じて少しずつ変わっていきます。
二人のキャラクターの成長が、物語の大きな見どころです。
特に、奥能登の美しい風景が映し出されるシーンは、観る人を魅了します。
また、音楽も映画の雰囲気を引き立てる重要な要素であり、感情をより一層深めて観ることができますよね。
多くの人が、ストーリーの深さやキャラクターの魅力に感動し、何度も観たいと思う作品だと評価しています。
特に、人生の意味を考えさせられる点が、多くの人に共感を呼んでいるようです。映画.comやFilmarksなどのレビューサイトでも、高評価を得ています。
なお、この作品の主な出演者は
・豊川悦司(主役)
・大沢たかお(主役)
・yuma(主役)
・渡辺美佐子
と、主だった登場人物は4名しか出てこないのもスッキリとした感じでとても良い映画です。
おススメ2作品目:ほとけ
映画「ほとけ」は、2001年に公開されました。
この映画は、古い港町を舞台に、すれ違う3人の男女の愛の行方を描いた悲劇です。
辻仁成監督は、独特の視点で人間関係を描くことで知られており、この作品もその例外ではありません。
「ほとけ」は、古い港町を舞台にした物語です。
物語は、3人の男女がそれぞれの思いを抱えながら、すれ違い、交錯する様子を描いています。
彼らの愛や孤独、そしてそれぞれの人生の選択が、どのように影響し合うのかが見どころです。
特に、主人公たちの心の葛藤がリアルに描かれており、観る者に深い感動を与えます。
この映画のストーリーは、辻仁成監督自身の原案を基にしており、彼の独特な視点が色濃く反映されています。
特に、登場人物たちの内面に焦点を当てた描写が印象的で、観客は彼らの感情に共感しやすくなっています。
主人公の一人・武田真治さん演じる「ほとけ」は、過去のトラウマに苦しみながらも、新たな愛を求める姿が描かれています。
もう一人の主演「yuma]さん演じる「ユマ」は、愛する人との関係に悩み、葛藤する様子が印象的です。
これらのキャラクターたちの成長や変化が、物語の中で重要な役割を果たしています。
映画の中では、孤独感や喪失感が色濃く表現されており、物語の終盤ではかなり「ショック」な展開になります。
「ほとけ」は、映像美にもこだわりが見られます。古い港町の風景や、登場人物たちの表情が美しく描かれており、視覚的にも楽しませてくれます。
特に、自然の風景や光の使い方が印象的で、物語の雰囲気を一層引き立てています。
なお、この映画の出演者は
・武田真治(主役)
・大浦 龍宇一(主役)
・yuma(主役)
・津田寛治
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残念ながら2本ともサブスクでの配信は無し!
いい作品ならサブスクで観たいところですが、実はこの2作品、サブスクでは配信をしていません。
20年以上前の昔の映画というのもありますが、公開当時それほどヒットを飛ばすことが出来なかった事も要因としてあります。
しかし、特に日本映画好きの間ではかなり評価が高い映画でもあり、もし、心に残る名作で邦画をお探しであれば是非とも観てもらいたい映画です。
↑このように面白い邦画というのは埋もれています。
おススメの理由・2本とも三谷幸喜の奥様『yuma(ゆま)』が出演している!
この二本の映画のもっとも特筆すべき点は、今は引退してしまった伝説の女優「yuma」さんが出演しているところです。
一時期は辻仁成さんと南果歩さん(辻仁成さんの前の嫁)の離婚の原因となったと言われていましたが、いつの間にかに三谷幸喜さんの奥様となっていました。
2013年、三谷幸喜さんはyumaさんと再婚しましたが、当時は一般人と言われており多くの人も三谷幸喜が一般人と再婚した。という風に思っていました。
今年8月に19歳年下の一般女性と再婚したと発表したが、ただの一般女性ではなかった。
yumaはひっそりと引退した後、早大に進学し、映画製作会社に就職。そこで三谷監督と意気投合したらしい。
02年に女優の中山美穂(yuma)と再々婚した。
三谷幸喜さんとyumaさんの間には、2014年に子供が誕生しました。お二人は、子供を大切に育てながら、幸せな家庭を築いているようです。
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辻仁成の若い頃の映画作品が面白すぎる件!特におすすめの2作品・まとめ
最近は海外拠点での活動が多い辻仁成さんですが、またどこかで日本映画の撮影をしてもらいたいですね。
そして、「千年旅人」や「ほとけ」のような少しコアな日本映画を撮ってほしいものです。
音楽や絵画より映画監督の方が才能があると思います。
今後も辻仁成さんの活躍を期待しています。